鈴木康友氏は「やります」、大村慎一氏は「有言実行」 共に「オール静岡」でリニアは「推進」
一方、元総務省官僚で、川勝知事の下で副知事も務めた大村慎一氏(60)。15日午後、静岡市内で政策発表会見を開きました。 「有言実行」を掲げ、基本政策の一番目に置いたのが、防災・危機管理の強化です。 大村慎一氏 「災害の時のためには平時から県と市町が連携して意見交換しながら整えておかないといざという有事の時に人が死にます。私、そう思っています。ですから、しっかりと連携していくことが重要だと思います」 そして、大村氏も「リニア推進」の立場を鮮明にしました。 大村慎一氏 「基本的にリニアについては推進していかなきゃいけないと思っております。その推進の前提として、交通利便性の向上や地域活性化につながって、静岡県はもちろん、静岡県にとってもこういったメリットがあることは前提として必要。その中で開業に向けて推進をしていく。そのときに水資源ですとか、南アルプスの環境保全、土砂の問題がありますが、今抱えている課題についてはしっかりと点検・確認して、そして県民の皆様のご意見をいただきながら進めていくことが必要だと思います」 県営の新浜松野球場については…。 大村慎一氏 「浜松の野球場老朽化していますし新しくしたいというのは当然。結論から言いますと、必ず私が実行する。やりますから」 そして、川勝県政の刷新を強調しました。 大村慎一氏 「結局、いま対立・分断が起きてしまって、結局それでいま県政の諸課題が進まないわけですから、総括して言うと川勝県政について、政策を進める手法について抜本的に見なおさなきゃいけないと思っています。根本的に手法を変えて新しい県政を作っていく」