山形北チーム、「これぞ山形」味で準優勝 東北の高校生スープコンテスト
東北の高校生がオリジナルスープを考案するコンテスト「スマイル“フード”プロジェクトin東北2024」で、里芋やだだちゃ豆を使ったスープを出品した山形北高のチームが準優勝した。 東洋水産(東京)がフリーズドライスープのレシピを募り、東北各県から計184件の応募があった。同校ライフアート部1年の今田琉乃(るの)さん(16)、岡崎桃香さん(16)、菅井寿美(ことみ)さん(16)のチーム「4A north girls」が、11月30日に仙台市のホテルで開催された8チームによる決勝大会に進んだ。3人の「これぞ山形!! クリーミーだだっちゃタロスープ」は里芋の粘り気を生かし、だだちゃ豆、玉ねぎなどが入る。 大会当日は、プレゼンテーションで作品の特徴を発表。事前に提出したスープを同社がフリーズドライにしたものと、レシピを基にホテルのシェフが作ったスープが提供され、同社の審査員らが味を確認した。だだちゃ豆の食感を生かした点や味が抜群に良い点が評価された。3人は「フリーズドライは少し水っぽいと感じた。準優勝はびっくり」「他の学校の熱量がすごかった」「山形の食材の良さが伝えられた」などと話している。優勝は金足農業(秋田県)だった。