極度の汗っかきな人へ。シャワーの浴び方を見直してみませんか?
汗まみれを避けるための体の洗い流し方
前述したとおり、体を洗い流すのはあくまでも実際的な行為です。 体をお湯や水で洗い流して清潔さを保つ、それだけにすぎません(厳密に言えば、シャワーも理屈上は同じ目的ですが、シャワーには、体を清潔にする以外にもあらゆる行為が含まれています)。 体を洗い流すときは、シャワールームに入って、ボディソープで体をこすり洗いましょう。肌がかぶれやすい人や、体臭がない人は、ボディソープを使わなくてもかまいません。 ビーチで泳いだから髪の毛が砂まみれだとか、久しく洗髪していないとかといった場合を除けば、シャンプーをする必要もないかもしれません。冷水で体を洗い流すのは、体温を下げるうえでも効果的です。 体を洗い流す習慣は季節的なものであり、環境への影響と、自分の汗腺状態を踏まえ、十分に配慮したうえで行われるべきです。 シャワーの浴びすぎは肌によくないこともありますし、ボディソープを繰り返し使っていると、肌を保護している善玉菌が死滅しかねません。それはシャンプーでも同じこと。髪を洗うのは必要な場合に限るべきです。 私のような極度の汗っかきだという同朋のみなさん、どうぞお願いですから、夏のあいだは1日2回、体を洗い流すようにしてください。 シャワーを浴びることはやはり、地球にとってはもちろん、肌にとっても大きな負担となるかもしれませんからね。 ──2024年5月6日の記事を再編集のうえ、再掲しています。 翻訳: ガリレオ Source: Harvard Health Publishing
ライフハッカー・ジャパン編集部