パラグアイ代表、ヴィニシウスの態度を非難…「何度も挑発してくる。プレーに専念すべきだ」「その振る舞いは相手にとって受け入れ難い」
コパ・アメリカのグループステージ第2節で、ブラジル代表に1-4と敗れたパラグアイ代表。同チームの面々が、FWヴィニシウス・ジュニオールの態度に否定的な見解を示している。スペイン『マルカ』が報じた。 この試合で2ゴールを決めるなど活躍を見せたヴィニシウスだが、2-0で勝利している段階でヒールリフトなどの派手なプレーを行い“挑発”や“曲芸”と捉えたパラグアイ代表の選手たちと衝突していた。 パラグアイ代表の面々はブラジル代表FWの態度に我慢がならなかった様子だ。MFアレハンドロ・ロメロは試合後のミックスゾーンで、次のように苦言を呈している。 「ヴィニシウスはとても良いプレーを見せるが、ときに何度も挑発をしてくる。彼はプレーだけに専念すべきだと思う。本当に素晴らしい選手で、違いを生み出すことができるんだけど……しかし文句ばかり口にしているなら、誰かに何かを言われたときに、また涙を流すんだろうね」 その一方でダニエル・ガルネロ監督も、ヴィニシウスの態度は「受け入れづらい」と語った。 「彼は一つのプレー方法を有しているが、それが相手にとって受け入れ難いものなのは明白だ。しかし、だからこそ審判がいるのだろう。審判が限界を定めなくてはならない」 なお、当のヴィニシウスはパラグアイ戦について「自分という選手のレベルに合った、素晴らしいプレーを見せることができた。まだまだ良くなれるし、ブラジルを彼らにふさわしい場所まで導けたらいいね」と振り返り、コパ・アメリカ優勝に意欲を燃やしている。