男女五輪代表が決定 男子の石田吉平主将「ハードワークし続け、メダルを獲得したい」/7人制
日本ラグビー協会は4日、パリ五輪に出場する7人制の男女日本代表内定選手を発表した。 男子は東京五輪に続く2大会連続代表の石田吉平(横浜、24)を主将に、石田大河(浦安、26)、植田和磨(近大、21)、奥平湧(相模原、25)、ケレビ・ジョシュア(愛知、32)、古賀由教(BR東京、25)、谷中樹平(トヨタ、24)、津岡翔太郎(日本協会、28)、野口宜裕(セコム、29)、福士萌起(日野、25)、松本純弥(浦安、24)、丸尾崇真(タマリバ、25)の12人で、五輪経験者は石田吉平のみ。本村直樹(三重、32)と吉沢太一(大阪、32)の2人がバックアップメンバーに入った。 女子は主将の平野優芽(ながとブルーエンジェルス、24)、大谷芽生(同、24)、梶木真凜(自衛隊、24)、堤ほの花(日体大、27)、原わか花(東京山九、24)、松田凜日(同、22)の6人が東京五輪に続いて代表入りし、ベテランの中村知春(ナナイロプリズム福岡、36)が2016年リオデジャネイロ五輪以来の代表に返り咲いた。初代表の5人は内海春菜子(横浜TKM、24)、三枝千晃(北海道バーバリアンズディアナ、27)、田中笑伊(ながとブルーエンジェルス、24)、西亜利沙(東京山九、20)、水谷咲良(同、20)。大竹風美子(東京山九、25)と辻崎由希乃(ながとブルーエンジェルス、30)の2人がバックアップメンバーとなった。 石田吉平は「日本の主将としてハードワークし続け、メダルを獲得したい」、平野は「東京五輪が終わってからの3年間、強いサクラセブンズをみんなで必死に作ってきた。パリで桜を咲かせられるよう頑張る」と、それぞれ日本協会を通じてコメントした。 競技は男子が7月24~27日、女子が28~30日にいずれもメイン会場のパリ郊外サンドニにあるスタッド・フランスで行われ、男子はニュージーランド、アイルランド、南アフリカと同じ1次リーグA組、女子は開催国のフランス、米国、ブラジルと同じ同C組に入った。