息がかからないように紙を口に…祇園祭・山鉾巡行前に“神面改め” ご神体につけるお面の無事を確認
読売テレビ
祇園祭の山鉾巡行を前に、船鉾のご神体につけるお面の無事を確認する儀式、神面改めが行われました。 神面改めは、17日の前祭の山鉾巡行で、最後尾を進む「船鉾」のご神体、神功皇后の像につけるお面の無事を確認する儀式です。 船鉾保存会の関係者らが3日朝、お面に息がかからないよう紙を口にはさみ、室町時代に作られた「本面」と江戸時代に作られた「写し面」を木箱から取り出し、変わりがないことを確認しました。 山鉾巡行では、「本面」は木箱に入れたまま鉾に乗せ、「写し面」はご神体に取り付けられて、都大路を進みます。
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