前田篤哉がまくり差しで今年3度目のV/ボートレース宮島
ボートレース宮島のGⅢ「第12回サッポロビール杯」は、前田篤哉の優勝で幕を閉じた。 今節は台風の影響でコンディションの変化や中止順延等に頭を悩ませる選手が多く、準優では予選ツートップの末永和也と桑原悠が脱落する大波乱も起きた。そんな中でも準優で唯一の逃げを決めた森定晃史が優勝戦の絶好枠をゲット。本番でも一番人気に推された。 進入は枠なり3対3。3コースの丸岡正典がSで後手に回り、カド前田が内を抑え込みながらまくり差しを敢行。バックでイン森定を捕らえると、2M全速戦で首位に立った。ホームでは追いすがる森定を引き離してVゴール。今年3度目、当地は2回目、通算では10度目の美酒となった。 当地の優勝戦は今年の3月から16節続けてイン逃げで決着していたが、前田の激走で記録はストップとなった。
マクール