反捕鯨団体シーシェパード創設者の勾留期限を延長 グリーンランドの裁判所
北欧のグリーンランドで拘束され、日本政府が引き渡しを求めている反捕鯨団体「シー・シェパード」の創設者の勾留期限が延長されました。 「シー・シェパード」の創設者、ポール・ワトソン容疑者（73）は7月21日に日本の国際手配によってデンマークの自治領・グリーンランドで拘束されました。 ワトソン容疑者は2010年に、日本の調査捕鯨の監視船の航行を妨害するよう仲間に指示したなどの疑いが持たれています。 デンマーク司法省は日本政府が求めるワトソン容疑者の引き渡しについて、今も検討を続けています。 こうしたなか、グリーンランドの裁判所は2日、ワトソン容疑者の勾留期限を10月23日まで延長すると決定しました。 身柄の引き渡しを巡る裁判にワトソン容疑者を確実に出席させるためとしています。 ワトソン容疑者側はすでに上訴し、保釈を求めています。 画像：Captain Paul Watson Foundation
テレビ朝日
