吉田麻也

吉田麻也がパーソナリティを務めるTOKYO FMのラジオ番組「吉田麻也のチャレンジ＆カバー」（毎週月～金曜14：55～15：00）。リスナーの切実なお悩みや質問に、世界の一線で戦ってきた経験や思考を基に、吉田麻也が90秒でアドバイスを送ります！ 12月20日（水）の放送では、各国のサポーターの応援の違いについて語りました。

＜リスナーからのメッセージ＞ 「さまざまな国のリーグで戦われた麻也さんに質問です。私は某Jリーグクラブのサポーターをしているのですが、麻也さんは、どこの国の応援が一番印象に残りましたか？」 吉田：僕は日本、オランダ、イングランド、イタリア、ドイツ、アメリカと6ヵ国でプレーしてきました。当たり前ですけど、国によってサッカーの特徴やファンの色というのは全然違います。 例えば、イングランドはJリーグみたいに音を鳴らしたり、みんなで歌を歌ったり、揃えて応援することはあまりなく、自発的に、拍手だったり、チャンスのときにみんな立ち上がったり、そのときに勝手に歌が流れてきたり、自分たちで歌い始めたりします。 一方で、イタリアやドイツは、コールリーダー（応援をリードする中心メンバー）と言われる人がいます。なかでも、イタリア（のサポーター）は本当に激しいですね。子どもや女性がスタジアムに行くのは、なかなか勇気がいるレベルの怖さがあります。一方、ドイツの（昨シーズンまでプレーした）シャルケ04はちょっと特殊なんですけど、人がすごく熱いというか、約6万3,000人（ホームスタジアムの収容人数）が毎試合埋まるので、子どもが行くのはかなり危険だなと思います。 いろいろな国を経験して思うことは、日本は本当に観戦しやすい国だなと思います。女の子でも子どもでも、おじいちゃん・おばあちゃんでも楽しくスタジアムに行ける環境が整っているので、なかなかこんな良い国はないなと思います。なので、皆さんもぜひスタジアムに足を運んでみてください！ （TOKYO FM「吉田麻也のチャレンジ＆カバー」2023年12月20日（水）放送より）