のん、800万円の高級着物着用の演技でハラハラ 食事シーンで危機「一回、醤油が…」
映画『私にふさわしいホテル』
俳優ののんが28日、都内で行われた映画『私にふさわしいホテル』公開記念舞台あいさつに田中圭、遠滝藤賢一、若村麻由美、堤幸彦監督とともにも参加。撮影を振り返った。 【写真】スリットの入った赤のワンピース姿で登場…のんの全身ショット 作家・柚木麻子氏による小説が原作。文豪に愛された「山の上ホテル」に自腹で宿泊し、「いつかこのホテルにふさわしい作家になりたい」と夢見る新人作家の中島加代子(のん)が、編集者・遠藤道雄(田中)の力を借り、権威としがらみだらけの文学界をのし上がっていくストーリー。 のんは、若村との共演シーンで白い着物を着用。若村が「のんさん、お着物が似合うこと。白い着物を見てもうハッとした。『きれいね!』って思わず言ってしまったくらい似合っていた」と褒めると、照れくさそうに笑った。 着用した白い着物は劇中で「500万円」という設定だったが、実際の値段は「800万円」だったという。堤監督が「800万ってすごい。ちょっとしたベンツ買えますよ」と話すと、のんは「すごいですよね。それを着てお鍋を食べなきゃいけなかったので、すごい怖かった。恐ろしくて。一回、しょうゆが垂れてきたときがあって、危機一髪で回避しました」と明かした。 大御所作家・東十条を演じた遠藤。普段「まったく着ない」着物をほぼ毎日撮影で着用して「とってもよかった。ああやって日々を過ごしていけたら、とてもすてきだなって思っていた。そういう人生もいいかなって思います」と話した。
ENCOUNT編集部