【巨人】重信慎之介が今季の悔しさをバネに飛躍誓う「9年間で一番悔しい」
巨人・重信慎之介外野手(31)が26日に都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、300万円ダウンの3000万円でサインした。(金額は推定) 今季、重信は開幕一軍メンバーだったものの、スタメン起用は4月9日のヤクルト戦(鹿児島)のみ。33試合に出場し打率は6分7厘、持ち味の盗塁も6にとどまり歯がゆい結果となった。 一軍再昇格直後の9月13日に「右大腿二頭筋筋損傷」の負傷。リーグ優勝の瞬間に直接立ち会うことはできなかった。それだけに重信は「シーズン始まる前から、『このチームで絶対に優勝したい。日本一になりたい』っていう思いでやってきましたけど、その思いが9年間の中で一番強い年でした」と告白。その上で「優勝の瞬間にナインのみんなと裏方さんと立ち会って現地で喜びを分かち合いたかった。自分へのもどかしさ、不甲斐なさっていうのをすごく感じて、自分としては9年間で一番悔しいシーズンでした」と振り返った。 今季、国内FA権を取得し期日ギリギリまで熟考した末、残留を決断した背番号43。「(フロントからは)『まだまだお前はこんなもんじゃない。こんな選手で終わるようなやつではない』と言っていただいている。結果も出さないといけないですし死にもの狂いでやります」と断言した。
東スポWEB