エイジングを愉しむのも一興! 錆が鉄の味わいを演出する「ファイヤープレイス」がある幸せ
薪ストーブ文化を発信すること36年。薪ストーブや暖炉、アウトドアでの焚き火まで、火とともにある時間と空間の活用術を提案する薪火のライフスタイルブランド「ファイヤーサイド」。“人に寄り添う、自然に寄り添う。”をビジョンに掲げ、世界中の各種ストーブを取り揃える豊富なラインアップはもちろん、さまざまな暖房器具をはじめとしたアイテムを信州・駒ヶ根から発信しています。 【写真】錆によるエイジングを楽しめるアウトドアストーブを見る(全14枚)
煙突効果のある三角錐の暖炉がアウトドアシーンで映える
2023年11月28日~30日の3日間で開催された「キャンプ&グランピングEXPO」に出展したファイヤーサイドブースで、一際存在感を放っていたのがHETAのTipi(ティピ)シリーズのアウトドアファイヤープレイス(暖炉)です。展示されたアイテムは、Tipi150のほか、同120・同90をラインアップ。この三角錐の暖炉があればキャンプシーンで暖が取れるのはもちろん、スタイリッシュな焚き火が楽しめるようになります。一番大きなTipi150のサイズは、幅68cm×奥行68cm×高さ147cmとなり、薪火が立ち上がるように燃えるその姿は圧巻です。 また、アクセサリーとして用意されるTipi150用グリルを用意することで、キャンプ飯の調理やピザなどを焼くこともできます。
焚き火を楽しみながら錆を育てられるコールテン鋼を採用
このTipi150には、耐候性鋼板COR-TEN® が採用されており、鋼最大の弱点であるサビを錆で防ぐことで暗褐色の独特の風合いを見せてくれます。コールテン鋼は、サビによって錆の発生を抑制する特徴があり、屋外に放置することではじめは表面に普通鋼と同じように赤茶色の錆が発生しますが、濡れる、乾くを繰り返すことで鋼の表面に合金物質が関与する保護層を形成。それ以降は錆の発生を抑制してくれるのです。 また、HETAのユニークな六角形・台形の屋外用ウッドストッカー(薪棚)を積み木のように組み合わせることで、遊び心たっぷりな自由なスタイルで薪をストックすることができます。
コールテン鋼のストーブがトレンドに!
趣のある暖炉や薪ストーブを導入するだけでも、満足度の高い薪火ライフを送ることができますが、錆が変化していく風合いを愛でることができるコールテン鋼のストーブは、ご自宅の庭など天候に左右されることなく焚き火を楽しむことができます。 RENYのRB73 Quaruba(クアルバ)もHETAのTipiシリーズと同様に、屋外で使用するために設計されており、また4面ガラスによって360度どこからでも美しい炎を観賞することができるのです。もちろん、錆を育てながらエイジングを愉しむことも一興。興味のある方は、コールテン鋼のストーブを導入してみるのはいかがでしょうか!
ソトラバ編集部