【世界卓球】大会2日目の最終戦は23時半までの熱戦に。女子のスウェーデンとシンガポールの戦いはまさかの結末
女子最終戦のラストはまさかの1点。敗れたシンガポールは猛抗議
2月16日 ●女子第1ステージ 〈スウェーデン 3-2 シンガポール〉 ◯シェルベリ 4、9、7 曾尖 ベリストロム -8、-5、18、-9 チュウ・ジユ◯ ◯ベルガン 9、11、-4、14 ワン・シンル ベリストロム -5、12、-8、-7 曾尖◯ ◯シェルベリ 12、-8、8、9 チュウ・ジユ 男子のポルトガル対イラン以上に後味の悪い結末となったのが、女子最終戦となったスウェーデン対シンガポール。互いに取ってとられての展開で勝負の行方は5番へ。5番に出場したシェルベリ(スウェーデン)とチュウ・ジユ(シンガポール)は前陣での激しいラリーを展開。わずかに上回ったシェルベリがゲームカウント2-1の10-9でマッチポイントを握り、この後の1点を奪ってスウェーデンの勝利を決めるのだが、この1点が衝撃の1点となる。 サービス権を持っていたチュウ・ジユは、バックへナックル系のロングサービス出したのだが、何を思ってか、相手コートにバウンドする直前に「アッ」という大きな声を出した。それにつられたのかどうか分からないが、シェルベリがレシーブをオーバーミスし、10-10に。これに対し、スウェーデンの監督がチュウ・ジユの大声に抗議。結局、チュウ・ジウの大声は反則行為とみなされ、点数がシェルベリに入ったことでスウェーデンの勝利が確定したのだ。 勝利したスウェーデンが喜びにあふれる一方、シンガポールチームは試合後も猛抗議。それでもスウェーデンチームの勝利は揺るぐことなかった。