「レッドデータブックとやま」改訂 新たに200種が加えられる見通し
富山テレビ放送
県内で絶滅の恐れのある野生生物を掲載した「レッドデータブックとやま」を改訂するための検討委員会が富山市で開かれ新たに200種が加えられる見通しとなっています。 「レッドデータブックとやま」を改定する検討委員会には動植物に詳しい県内の専門家など8人の委員が出席しました。 レッドデータブックとやまは県内で絶滅の可能性がある野生生物や自然環境について理解してもらうため発行されているもので、2012年に発行された冊子には県内の希少生物として899種が掲載されています。 前回の改定から10年以上が経過したことから、改訂作業を進められきょうの会議では進捗状況の報告やレッドリストに該当する種の検討などが行われました。 中では、今回の改訂で新たに200種がレッドリストに加えられ、レッドデータブックとやまに掲載されるのはあわせて約1100種になる見通しになったということです。 検討委員会ではレッドリストを来年2月までに完成させたいとしています。
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