センバツ高校野球 作新学院 選手紹介/9 /栃木
◇制球力、誰にも負けない 小池柊聖投手(2年) 現在のチームには投手が12人おり、切磋琢磨(せっさたくま)している。「みんな良い球を投げていて、常にプレッシャーを感じる。試合に出られるか不安に思うこともあるが、だからこそ自分をさらに追い込める」と、練習に打ち込む。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 特に積極的に取り組んでいるのは、筋力トレーニング。毎日2時間ほどベンチプレスやデッドリフト、スクワットを行う。冬の鍛錬を経て、ベンチプレスでの最大重量が10キロアップし、140キロを持ち上げられるようになった。「球の伸びが良くなったとチームメートから言われる」と手応えを感じている。 「制球力は誰にも負けない。いつもみんなに助けてもらっている分、ピンチでは自分が抑えて、勝利に貢献したい」。下野市立南河内中出身。174センチ、68キロ。【鴨田玲奈】