<早川惺さん>最年少17歳で司法試験合格、高校2年生の素顔 クリスマスプレゼントに「六法全書」 「モンスター」Pと対談
◇将来は「日本のクリエーターを守る弁護士になりたい」
アニメやドラマも好きでテレビもよく見るという早川さん。ドラマ「リーガル・ハイ」も好きな作品で、DVDも持っているという。「運動は苦手で整理整頓も苦手」という素顔も語ってくれた早川さんが掲げる将来の夢とは。
「司法試験を目指す過程でできた夢なのですが、将来は、日本のクリエーターを守る弁護士になりたいと思っています。アニメ、ゲーム、ドラマ、映画、音楽といったコンテンツは、日本が世界に誇れるものだと思います。でも、今、生成AIの台頭によって大きな変化が起きています」
「生成AIで、これまで大人数で取り組んでいたことを、少人数で作ることも出てくるでしょうし、すでに生成AIで権利が侵害されている事例もあると聞くので、今が節目というか、重要な局面にあるのかなと思うんです」
「日本のコンテンツ産業にとって大きな飛躍のチャンスでもあると思うんですけど、逆に言えば、著作権とか法的な整備が整わず、そのチャンスや成長が阻まれてしまうこともまた同様にあると思います。だからこそ法律の知識や法整備がめちゃくちゃ大事だと感じていて、日本企業や日本のコンテンツビジネスに携わるクリエイターたちを法的にサポートしたりとか、法整備に携わったり、日本のコンテンツビジネスが世界で活躍するための助けになれればというか、陰ながらサポートしたいなって思っています」
加藤プロデューサーは、現在入社7年目の28歳。カンテレ史上“最年少”のドラマプロデューサーでもあるが、最年少で司法試験に合格した早川さんをどう感じたのか。
「自然体に好きなことを突き詰めている“モンスター”だなと感じて、それがすごく亮子と近い気がして、そんな人が現実にいることを目の当たりにして、すごくうれしいです。亮子に仲間がいたみたいな(笑い)。亮子に教えてあげたいと思いました」と刮目。早川さんとの対談は感心することの連続、と振り返った。