<ブルーモーメント>トレンド入り 舘ひろし“園部大臣”の英断に「強すぎ」「総理大臣になってほしい」の声
山下智久が主演を務めるドラマ「ブルーモーメント」(毎週水曜夜10:00-10:54、フジテレビ系/FODでは毎週放送終了後から次週のエピソードを先行独占配信)の第9話が6月19日に放送され、X(旧Twitter)ではトレンド入り。巨大台風が迫る中、舘ひろし演じるSDM統括責任者の園部肇一が裏金疑惑などで窮地に立たされることに。SDMにも影響が出る中、園部大臣が下した英断に、SNSでは称賛の声が寄せられ盛り上がりをみせた。(以下、ネタバレを含みます) 【写真】伊藤英明“新島”に手を握られる山下智久“晴原” ■甚大な気象災害から人命を守るため命がけで救助に立ち向かう「ブルーモーメント」 本作は、小沢かなの漫画「BLUE MOMENT」が原作。原作および番組タイトルの“ブルーモーメント”とは、日の出前と日の入り後のほんのわずかな間だけ、その街全体が濃い青色に染まる時間のこと。「ブルーモーメントを見られること」は、「いつもとなんら変わらない朝を無事に迎えられること」を意味する。 報道番組のお天気コーナーにも出演する気象庁気象研究所の研究官で、気象災害から人命を守るために活動するSDM本部(特別災害対策本部:内閣府直属のチームとして設置された組織)のリーダー格を務める晴原柑九朗を山下が演じ、甚大な気象災害によって脅かされる人命を守るべく、知恵と知識を駆使して現場の最前線で、命がけで救助に立ち向かう。 主演の山下の他に、冷淡さを持ち、晴原に影響を与える気象研究所研究助手・雲田彩役で出口夏希、有能なレスキュー隊員・園部優吾役で水上恒司、神の腕を持つ脳外科医・汐見早霧役で夏帆、気象研究官で、晴原の最愛の婚約者・園部灯役で本田翼らが出演する。 ■園部大臣の裏金疑惑でSDM運用の危機 観測史上最強の台風が迫る中、SDM統括責任者で特命担当大臣の園部肇一(舘ひろし)がガス工場の爆発事故に関する責任追及で苦しい立場に立たされることになった第9話。国家防災プロジェクトの一環として建設されたガス工場は園部の私腹を肥やすために作られたものだと、裏金疑惑が浮上。園部の座を狙う議員・新島元樹(伊藤英明)が先陣を切って非難し、さらにはSDMの指揮を引き継ぐことになると晴原に伝える。 これにSNSでは「緊迫した始まりだ~園部大臣、どうなっちゃうの?」「なんと強引な!SDM乗っ取られちゃうの?」「新島議員…胡散臭い ハルカン気をつけて!」といった声が。園部大臣はSDMのメンバーに不正に手を染めていないと疑惑を否定。しかし世間の目は冷たく、SDMの活動にも影響が出始める。 視聴者からは「被害が出てからじゃ遅いのに」「まさかの大臣がSDMの運営の危機の根元になるとは」といったコメントが続々。SDMは救える命を救うためにも台風と事故原因の分析、二つを同時並行で行うことにする。 ■園部大臣の英断を視聴者称賛 一方で園部大臣は、台風への対策に専念できるよう政界の混乱を収束させるため、新島議員の要求通り制作活動費の開示を決断。SNSでは「おお!そうくるか」「辞任かと思ったら政策活動費開示とか強すぎてかっこいい」「言ったねぇ~!!」「園部大臣かっこいいいい!!」「園部大臣みたいな政治家なら一票投じたいな」「もうね舘ひろしが総理大臣になってほしいよね」といった声が続出。 「園部大臣の人柄以前よりも素敵に見える」「懐の大きい人って何言われてても大きく構えてて、多くを語らなくて、いつだって吠えず下手に出て こんな素晴らしい人になりたいなー」と、園部大臣の人柄に魅了される視聴者が急増した。 さらに記者会見で「迷ったときは困難な道を選ぶ」と発言。実はこの言葉、山下が母校・明治大学の卒業式のスピーチで卒業生に贈った言葉として知られており、ファンからは「ドラマでこのせりふが聞けるなんて、心震えるね」「うん、聞いたことある 素敵な言葉です」「まんま山Pじゃん」「山下さんがいつも言ってることだね」「今でも私のモットーです山Pありがとう」といった反響が殺到。 その後、晴原も同じ言葉を口にすると「ハルカン、山Pが 言った時の説得力がすごい」と感動の声が。SDMの強さが試される最終話を前に、より一層チームのつながりが深まったエピソードになった。 ◆文=KanaKo