昭和南海地震から78年 小学校で地域住民主体の防災イベント「地域の人と一緒に学習することで地域の防災力を高めたい」
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昭和南海地震から21日で78年です。教訓を生かそうと地域住民が主体の防災イベントが高知市で開かれました。 【写真を見る】昭和南海地震から78年 小学校で地域住民主体の防災イベント「地域の人と一緒に学習することで地域の防災力を高めたい」 1946年12月21日に起きた昭和南海地震。高知県内では死者・行方不明者が679人に達し、4846戸の家屋が全壊・流出するなど大きな被害が出ました。 教訓を生かし、防災意識の向上につなげようと地域住民が主体の防災イベントが高知市の一宮東(いっくひがし)小学校で開かれました。避難所での防寒対策のために新聞紙でスリッパを作る体験コーナーや、運動場には火事と同様の煙を体験するコーナーも設けられ、参加者は地震への備えについて学んでいました。 ■児童 「家族と避難場所を決めてちゃんと避難をしたい」 「タンスをちゃんと固定しておきたい」 会場には震度7の揺れを体験する起震車も! ■地域住民 「吹っ飛ばされそうでした。全然動けない。(家の中の)物が飛んでこないようにしたい」 ■一宮東小学校区防災イベント実行委員会 山崎功一副委員長 「防災意識を高めるだけでなく、地域の人と一緒に学習をすることで地域の防災力を高めたい」
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