８０歳の母の口や手足に粘着テープ巻き付けた娘、殺人未遂容疑で逮捕「落ち着いてほしかっただけ」…搬送先で死亡確認
母親（８０）の口や手足に粘着テープを巻き付けて殺そうとしたとして奈良県警西和署などは２日、奈良県斑鳩町の無職の女（５６）を殺人未遂容疑で逮捕した。「母親に落ち着いてほしかっただけで、殺害しようとは思っていなかった」と、容疑を一部否認している。母親は搬送先の病院で死亡が確認された。
同署によると、女は１日午後１１時頃、自宅で母親と口論になり、母親の両手足と口に粘着テープを巻き付けて殺そうとした疑い。
２日午前５時半頃、女の夫が、粘着テープで縛られたままリビングのソファで意識を失っている母親を見つけ、１１９番した。
母親は高齢者施設に入居しているが、昨年１２月末から女の自宅に一時的に滞在していた。同署などは詳しい死因や当時の状況を調べている。
