後席アレンジ多彩なSUVとミニバンのクロスオーバー「プジョー・リフター」【最新ミニバン 車種別解説 PEUGEOT RIFTER】
居住性
ワインディングロードなどコーナリングが連続するシーンへと差し掛かった際のフットワークのテイストは、3m近いホイールベースや1.9mに迫る全高といったディメンションであることもあってか、特に機敏とは言えないのは他の多くのプジョー車とは明確に異なるキャラクター。一方、高速クルージング時にはしっかりとした接地感を演出し、前述の背の高さをまったく意識させない点には「さすが!」という賛辞を贈りたくなる。
うれしい装備
月間販売台数 NO DATA 現行型発表 19年10月(「LONG GT」追加 23年1月) WLTCモード燃費 18.1 km/l
ラゲッジルーム
今や軽自動車でも当たり前の装備となっている後席スライドドアのパワー機構をもたない一方で、テールゲートにはガラスハッチ構造を備えるなど、日本のミニバンを見慣れた多くの人からすれば"規格外〞と言えそうな存在。けれども、「だからこそ選びたくなる」という数少ない人の意見にも、痛いほど納得がいく一台なのである。 ※本稿は、モーターファン別冊ニューモデル速報統括シリーズVol.155「2024最新ミニバンのすべて」の再構成です。 http://motorfan-newmodel.com/integration/155/
MotorFan編集部