奈緒&松田龍平、NHKドラマ10で社会派ドラマ 「ブタの脳みそを…」奈緒の食いっぷりも注目
<ニッカンスポーツ・コム/芸能番記者コラム> 女優奈緒(29)が松田龍平(41)とダブル主演するNHKドラマ「東京サラダボウル」(25年1月7日スタート、火曜午後10時)の試写会と取材会が12月10日、東京・渋谷の同局で行われました。 【写真】奈緒、緑色の“レタス頭”は地毛 警視庁の国際捜査警察官(奈緒)と中国語の通訳(松田)がバディを組んで捜査にあたるストーリーです。 この「火曜午後10時」枠は通称「ドラマ10」と呼ばれ、社会性の濃い硬派なテーマを取り上げることが多いのですが、今作もそうです。言語や食文化、生活習慣などの異なる約70万人の外国人が暮らす東京。その問題点をあぶり出しながら、エンターテインメントの要素も交えています。 多文化が同居して混沌(こんとん)とした様子を「サラダボウル」になぞられ、奈緒は緑色の“レタス頭”にしています。「カツラのようですが地毛です。大切なビジュアルな1つだったので、検証を重ねてこの色にたどり着きました。初めて緑色の髪にしました」と説明。そして「結構いいんじゃないかと思っています」とまんざらでもなさそうでした。 「サラダ-」と食べ物をタイトルにしているくらいなので、国際色豊かな「食」も番組の見どころの1つ。初回放送ではサソリなどのゲテモノを食べるシーンが出てきます。奈緒は「実際に食べているものと食べていないものがある」と説明していましたが、松田は「結構食べていた」と明かしました。「ブタの脳みそを食べた」と話す奈緒の旺盛な食欲と食いっぷりに、松田は「気付いたらめちゃくちゃ食べていた。自分はお芝居をしているから顔には出ていないが、心の中ではびっくりしていました」と苦笑交じりです。 天真らんまんな奈緒と感情をあまり表に出さない松田。好対照な2人の織りなす息の合ったドラマは全9話。正月のバラエティー番組を見すぎて食傷気味の人にお勧めの社会派番組です。【松本久】