【山形】県の復旧・復興会議初会合 7月記録的大雨について
YTS山形テレビ
7月の記録的大雨について県がこれまでの災害対策本部にかえて新設した復旧・復興会議の初会合が県庁で開かれました。 多方面で甚大な被害が発生した7月の大雨について県は、戸沢村や鮭川村の仮設住宅の引き渡しが完了し、1次避難所が閉鎖された現状などから、一定の生活環境が整ったと判断。 主に応急対策していた「対策本部」から、復旧や復興に向けた協議などを行う「対策会議」へ移行しました。 今日の初会合では県の関係部局が復旧事業の進捗状況などを報告。国の補助や都道府県の基金を財源とした「被災者生活再建支援金」について、酒田市と戸沢村の52世帯から申請があり、おとといまでにそのうちの29世帯に支給されたことなどが明らかになりました。 【吉村知事】 「市町村や関係機関と連携し、ニーズの把握に努め、被災者の生活再建やコミュニティの再生、地域経済の再生・振興に向けて必要となる支援を着実に進めてください」 この対策会議、今後は2カ月に1回程度開催される予定です。