県原子力防災訓練 原発の重大事故を想定 参加者が車両の放射線量の測定や簡易除染の手順を確認
RAB青森放送
東通原発の重大事故を想定した県の防災訓練が六ヶ所村など5市町村で行われました。 訓練は青森県東方沖を震源とする地震の影響で、東通原発が外部電源を失い原子炉を冷却できず放射性物質が放出されたという想定で行われました。 六ヶ所村では参加者が車両の放射線量の測定や簡易除染の手順を確認しました。 また東通村では能登半島地震での被害状況を踏まえ、土砂崩れなどで孤立した住民を陸上自衛隊のヘリコプターを使って避難させる訓練も行われました。 参加した人たちは避難所で使う物資を確認するなどして万が一に備えていました。 ★宮下 知事 「原子力災害というのは独特な部分がありますので日頃の防災訓練に加えて本当に万が一に備えた準備をしておくということの必要性を改めて感じています」 県は参加したおよそ1,100人から意見を聞き取り、今後の訓練や避難計画に反映させます。