定年後も住宅ローンが残っていると「老後破産」に!? 定年前に「繰り上げ返済」したほうがいいの? 注意点とあわせて解説
住宅ローンの繰り上げ返済をするメリットや注意点とは
住宅ローンの繰り上げ返済をするメリットとしては、経済的に余裕があるうちに早めにローンを返し終わることで、老後資金をローン返済金に充てる必要がなくなり、老後の生活にゆとりを持てる点が挙げられます。 また、前倒しして支払うことで利息負担分が減るため、返済総額を減らせる効果を期待することが可能です。一方、繰り上げ返済をしたら取り消すことはできず、返済したお金は返還されない点に注意しなくてはいけません。前倒しで払ったのはよいものの、生活費を返済に充てると毎月の生活が苦しくなる可能性もあります。 そのため、繰り上げ返済する分のお金にはボーナスなどの余剰金を充てるというように、生活のことも考えて計画的に行動することが大切です。
計画的に繰り上げ返済をしよう
住宅ローンの返済で老後破産に陥るのを防ぐためには、現役時代に繰り上げ返済を検討するのも1つの方法です。繰り上げ返済をすることで、利息負担分の金額を減らせるだけでなく、老後の負担を減らせるなどのメリットがあるでしょう。ただし、行き過ぎた繰り上げ返済は日々の生活を苦しくする可能性もあるため、繰り上げ返済をする際は計画的におこなうことが大切です。 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部