マンチェスター・シティとセルティックが対戦した [写真]=Getty Images

　アメリカツアーを行なっているマンチェスター・シティとセルティックのプレシーズンマッチが23日にノースカロライナ州チャペルヒルの『ケナン・スタジアム』で開催された。 【動画】マンチェスター・シティ戦でもゴールを挙げた古橋亨梧 　今夏にEURO2024やコパ・アメリカ2024が行われた影響で大会に出場したメンバーの多くが遅れて休暇を取っているマンチェスター・シティは、プレシーズンマッチ初戦に若手選手が多く起用されたなか、アーリング・ハーランドやジャック・グリーリッシュらが先発出場を果たした。 　一方、すでにプレシーズンマッチ3試合を行なっているセルティックは古橋亨梧と前田大然、旗手怜央のほか、18日に加入が発表されたGKカスパー・シュマイケルもスタメンに名を連ねた。なお、岩田智輝と小林友希はベンチスタートとなった。 　試合は13分、旗手の縦パスからマット・オライリーが右に展開すると、ニコラス・キューンがそのままドリブルで持ち込んでゴール左隅へと流し込み、セルティックが先制に成功した。 　追いかけるマンチェスター・シティは33分、グリーリッシュのパスをペナルティエリア内で受けたニコ・オライリーが横にパスを出すと、ファーサイドでフリーになっていたオスカー・ボブが左足でシュート。GKシュマイケルが触ったものの、ボールはそのままゴールへと吸い込まれ、試合を振り出しに戻した。 　それでも、36分には旗手の縦パスを受けたキューンが切り返しから左でシュートを放ち、再びセルティックが勝ち越した。さらに、44分にはキューンのパスから抜け出した古橋がGKシュテファン・オルテガを冷静に交わしながら、右足でゴールへと流し込んで、リードを広げた。なお、プレシーズンマッチ4試合目ながら、古橋はこれが5ゴール目となった。 　後半に入り、46分には右サイドをドリブルで切り込んだボブがマイナスに折り返すと、後半開始から投入されていたマクシモ・ペローネが左足でゴールを奪い、マンチェスター・シティが1点差に詰め寄った。 　57分には左サイドに流れていたボブがクロスを上げると、ファーサイドで待っていたハーランドが競り合いを制し、頭で叩き込んで試合は振り出しに戻った。 　再びリードを手にしたのはセルティックだった。68分に縦パスから右サイドを突破したクォン・ヒョクギュが冷静に中に折り返すと、ルイス・パルマが流し込んで勝ち越しに成功した。 　試合はこのまま終了。後半途中から岩田と小林も出場したセルティックが乱打戦を制して勝利を収めた。マンチェスター・シティは次戦、27日にミランと、セルティックは27日にチェルシーとそれぞれ対戦する。 【スコア】 マンチェスター・シティ　3－4　セルティック 【得点者】 0－1　13分　ニコラス・キューン（セルティック） 1－1　33分　オスカー・ボブ（マンチェスター・シティ） 1－2　36分　ニコラス・キューン（セルティック） 1－3　44分　古橋亨梧（セルティック） 2－3　46分　マクシモ・ペローネ（マンチェスター・シティ） 3－3　57分　アーリング・ハーランド（マンチェスター・シティ） 3－4　68分　ルイス・パルマ（セルティック）