【岩手から皇室へ】献上りんご箱詰め 厳選した岩手県産リンゴ「ふじ」と「はるか」
TVIテレビ岩手
天皇皇后両陛下をはじめとした皇室に献上するリンゴの箱詰め作業が27日、岩手県盛岡市で行われました。 皇室に献上されるのは岩手県産のリンゴ、「ふじ」と「はるか」です。リンゴの献上は、昭和の初めに故・秩父宮殿下が盛岡の騎兵連隊に所属していたことが縁で1940年に始まりました。 27日は生産者でつくる「蛍雪会」のメンバーが、およそ380個のリンゴを丁寧に箱詰めしました。 「蛍雪会」によりますと、今シーズンは猛暑による日焼けなどの被害もありましたが、甘さと大きさなど特に品質の良い物を選んだということです。 蛍雪会 山口久昭会長 「(生産者の)努力によって今までにない素晴らしいものが できていると思います」「岩手の四季を感じながら」「食べていただければと思っています」 ことしは10月、「ジョナゴールド」と「紅玉」がすでに献上されていて、27日箱詰めされたリンゴは、28日宮内庁に届くということです。