【プレビュー】前年度王者・神戸に首位に立つ好調・広島が挑む大一番!代表ウィーク前に欲しいのは初の連勝 | Jリーグ
【国内サッカー プレビュー】明治安田J1リーグは3月16日から17日にかけて第4節が開催。16日、ノエビアスタジアム神戸ではヴィッセル神戸とサンフレッチェ広島の一戦が行われる。 ●【2024】明治安田J1リーグ|試合日程・放送予定
前年度J1チャンピオンチームの神戸と優勝候補と前評判が高い広島の大一番が今週末に行われる。 神戸は、ジュビロ磐田との敵地での開幕戦を制した後に、柏レイソルに敗れ、開幕2試合目にして早くも初黒星を喫した。だが、前節は、後半立ち上がりにFC東京に先制を許したものの、FW宮代大聖の初ゴールで追いつくと、前半にPKを失敗していたFW大迫勇也のゴールで逆転に成功し、2勝目を手にした。 ここまでスーパーカップを含めれば、公式戦4試合を戦ってきているが、勝ちと負けを繰り返しているだけに、代表ウィークに入る前に初の連勝が欲しいのは間違いない。また柏とのホーム開幕戦を落としているだけに、ホーム2戦目となる今節こそは、ノエビアスタジアム神戸での今季初白星をサポーターに届けたいところだ。 神戸の前線は、開幕戦でゴールを決め、良い形でシーズンをスタートさせていたMF汰木康也が負傷離脱してしまったことは痛いが、前節は大迫と宮代に初ゴールが生まれ、怪我で出遅れていたFW武藤嘉紀が初先発を飾り、ほぼフル出場を果たせたことは大きな収穫だ。 対する広島は、開幕3試合を終えて無敗。第2節のFC東京戦こそドローに終わり、連勝こそ逃したが、新加入・FW大橋祐紀の2ゴールで浦和との開幕戦を制し、前節はサガン鳥栖を終始圧倒して4-0というスコアで2勝目をマーク。開幕から3試合を終えて、得失点差で首位に立っているが、こちらも初の連勝でさらに勢いに乗りたいのは間違いない。 勝利を収めている開幕戦と第3節では、共に20本以上のシュートを放ち、勝ち点1を分け合った第2節も14本のシュートで相手を上回った。そこに前節は、4得点と得点力も噛み合って、昨季悩まされてきた得点力不足が払拭されつつあるのは好材料だ。 その中で攻撃陣は、チーム最多の3得点を決めている大橋やPKで待望の初得点を決めたFWピエロス・ソティリウには引き続き期待がかかるが、神戸との前回対戦でゴールを決めているFW加藤陸次樹にもそろそろ初ゴールを期待したいところ。またGK大迫敬介とやMF川村拓夢が3月シリーズの日本代表メンバーに選ばれ、代表合流前の最後のリーグ戦でどんな活躍を見せてくれるかも注目ポイントになる。 お互いにとって優勝するためには避けては通れない相手であることは間違いない。昨年のリーグ戦での対決は、1勝1敗の互角。それぞれのホームゲームで、2-0というスコアで勝利を飾った。昨年度王者に最強の優勝候補が挑む大一番は16日、14時に幕を開ける。