マツダ毛籠勝弘社長 「変革にチャレンジする年」 ホンダ日産の経営統合協議など激動の自動車業界
広島ニュースTSS
自動車メーカー・マツダの毛籠勝弘社長は、国内メーカーの経営統合や加速する電動化など業界をめぐる環境変化を念頭に今年を「変革にチャレンジする」1年としました。 【毛籠勝弘社長】 「特に自動車は電動化やデジタル化、ソフトウェアが大きく変わっていく。モノづくりの広島としてチームでみんなが持続していけるような変革にもチャレンジをしていく年になると考える」 年頭の所信表明でマツダの毛籠勝弘社長は、自動車産業をめぐる様々な変化に対応するための決意を語りました。 電動化やデジタル化など自動車業界の100年に1度の変革期とも言われる中、昨年末にはホンダと日産が経営統合に向けた協議に入ることが発表されました。 これについて毛籠社長は、大きな投資を1社単独で進める厳しさがあると指摘した上で、目指すべき将来のビジョンを示しました。 【毛籠勝弘社長】 「(他社と)一緒に枠組みを作って進めていくのが正しいと思って従来からそのような取り組みを進めている。規模はそう大きくなくても、とがった商品を提供する会社であり続けたい」 またマツダは、開発を進める電気自動車向けの電池を製造する工場を山口県岩国市に新設し、2027年度の稼働開始を目指す方針を発表しました。
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