<強者に勝て!・’21センバツ下関国際>選手紹介/7 橋爪成選手/松本竜之介選手 /山口
◇強肩武器に守備で活躍 橋爪成(はしづめ・なる)選手(1年) 実家は阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)から車で約1時間。野球は身近な存在で、小学2年生で野球を始め、高校野球もプロ野球も見に行き、甲子園でプレーしたいと思うようになった。 中学2年生の時に、下関国際が夏の甲子園(2018年)で8強入りし、先輩たちの守備と走塁に憧れて入学を決めた。 チームでも1、2を争う強肩で守備メインで活躍している。甲子園出場を成し遂げて、「チームとして恥じないようなプレーをしたい」と意気込む。 練習を頑張ってきて良かったと思う瞬間が、試合に勝った時だ。好きな言葉は高校の習字の授業で習った「一騎当千」で、自分もそうありたいと鍛錬している。 ◇野球できる日々に喜び 松本竜之介(まつもと・りゅうのすけ)選手(1年) 兄の影響で野球を始め、その野球に対する強い思いにずっと憧れている。 下関国際の選抜出場が決まると、広陵高校(広島市)から甲子園へ出場した経験のある兄から、3年間使ってきたノートが野球部の寮に送られてきた。高校時代に学んだ技術や練習内容、日記、感想など野球のさまざまなことが書かれ、兄の3年がぎっしりと詰まっていた。 最後のページには、「憧れの舞台に立てて幸せ者」と兄が自分宛てにメッセージを書いてくれていた。「びっくりした。自分はとっても幸せ者なんだなと思った」と話し、思い切り野球に励める日々に喜びを感じている。 将来はスポーツ関係の仕事に就きたいと思っている。 〔山口版〕