[無人島へ持って行く釣り具]プロが選ぶ究極の竿。1本あればなんとかなる!
目標サイズのメバルがヒット! 引きの強さが全然違う!
漁港に隣接する平磯で、水深5~6mで幅が50mほどの船道が沖へと続いています。ここも磯が露出するため、船道のエッジに立って深場を攻めていきます。 なぜこのスポットが本命かと言うと、先ほどと同じようにプレッシャーが低いのと、沖へと続く船道を通ってメバルが回遊ためです。ちなみに、ここでは50cmほどのマダイも釣れたりします。 釣り方は同じで、扇状にリグをキャストして行く攻め方。すると、開始10分ほどでヒット! しかし、サイズは先ほどとほぼ同じなので、メジャーをあてるまでもなくリリースし、すぐに実釣再開。 程なくして2尾目がヒット! でも、これも同サイズなので写真を撮らずリリース。20cm台後半は良いペースで釣れますが、その合間にやはりショートバイトが混じるんです。そのバイトは20cm弱のアジが突っついているような感じなので、「きっとアジだろうな」と思っていると、また同じようなショートバイト。 ここでカーブフォールさせてスローダウンし、海藻帯の上っ面を舐めるようにスローに攻めて追い食いを狙うとコツンという小さなバイトのあとにロッドに重みが乗った。ここでスイープにアワセると、魚が一気に走り出しました。やや強めに設定しているドラグを出ていくので、「おおっ! これはマダイか?」と、嬉しいゲストを期待しながら慎重に寄せてくると、姿を現したのはメバル!それも先ほどよりも明らかに大きい! 波に合わせて磯にランディングし、キャッチ成功! さて、サイズは…30cmジャスト! 尺は30.3cmなので尺メバルとはいきませんでしたが、このサイズにしてはスゲー引きました。
1時間半で、良型メバルを6尾キャッチ
と、ここで潮も上げてきたので納竿。2か所での釣行時間は合わせても1時間半ほどと短時間でしたが、20cm台後半から30㎝までの良型を6尾キャッチできました。 今回の釣行で改めて感じたのは、アジングロッドならではの操作感と感度。リグを海藻帯の上っ面をトレースするには、海藻にタッチしたときに素早くレンジを上げる必要あります。使用感がシャープで高感度のロッドならそれが可能となり、キャッチ率もアップします。 そして、海藻や磯にルアーが当たったときは張りのあるティップで海藻を切ったり、磯を弾いたりしてルアーがスタックするのを防ぎやすくもなります。今回多発したショートバイトも、アジングロッドだからこそ感じ取れた部分もあるでしょう。 これらの理由から、自分はメバルにもアジングロッドを使っているんです。それどころか、実はメバルだけでなく色んな魚種にこのアジングロッドを使っています。 7ft台半ばから後半で、ML~Mパワーのチューブラーロッドは、本当に汎用性が高いんです。例えば、メッキやカマス、小型回遊魚といった海のライトソルトゲーム全般に使えますし、アジングやメバリングのゲストでヒットするクロダイ、ヒラメ、マダイといった魚にも負けないパワーがあります。 数カ月前ですが、偶然ヒットした80cm近いヒラスズキも、月下美人 AIR AJING 711M-Tでキャッチできたほどです。もし無人島に1タックルしか持っていけないとなったら、自分は迷わずこのロッドを持って行きます。 もちろん、本職のアジングにおいても、このロッドがあればキャロやフロートなどの飛び道具が使えるため釣りの幅が広がります。月下美人 AIR AJING 711M-Tは、個人的にかなりオススメのモデルなので、ぜひチェックしてみて下さい。