金メダリスト西矢椛も登場!“スケボーのまち” 大阪・松原市で「まつばらマルシェ」
大阪府松原市の松原中央公園をメイン会場に11月11日、12日の2日間、南大阪最大級の地産地消フェア「第14回 まつばらマルシェ」が行われた。 【写真】「ピクニックテーブル」でデモンストレーションを行う西矢椛選手 東京2020オリンピックのスケートボード 女子ストリートで、日本史上最年少の金メダルを獲得した西矢椛(もみじ)選手の出身地であることから、「スケボーのまち まつばら」を掲げたまちづくりを進める松原市。イベントでは「Street Sk8 Cup in Matsubara」と題し「ベストトリックコンテスト」や「スケボー無料体験教室」「MATSUBARA TRICK」などのスケートボードイベントや大会が催された。 11日の「ベストトリックコンテスト」には特別招待スケーターとして西矢選手、池彗野巨(けやき)選手、平松凱選手が登場。
松原市の澤井宏文市長は「 “スケボーのまち まつばら” へようこそ! 今日は、子どもたちがいろんな技を競い合って皆さんに披露します。スケートボードのいいところは技を成功させてお互い喜び合うのはもちろん、失敗してもみんなで声を掛け合うところ。松原市にはいいものがたくさんありますので、皆さんもスケボーを通じて松原市を知って楽しんでいただき、松原市に住みたいなと思っていただけるとうれしいです」と挨拶し、西矢選手が「今日は来てくれてありがとうございます。みんなで楽しみましょう」と参加者を激励した。
この日は細長い棒状の「レール」、箱型の両端にコーピング(レール部分)がついた「ボックス」、「ピクニックテーブル」の3つのセクション(スケートボード用に作られたアイテムや障害物)で、複数のスケーターが入り乱れてすべるジャムセッション形式でトリック(技)を競い合って最優秀者を決定。参加者は10分間のウォーミングアップの後、20分間のジャムセッションに挑み、音楽に合わせて次々にトリックを決めた。 審査の間には特別招待スケーターのデモンストレーションが行われ、西矢選手は「ピクニックテーブル」を使い、テールスライド(デッキのテール部分を使ってスライドする)やノーリーヒールアウト(セクションを抜ける時にかかとで板を回転させる)などのトリックで観客を魅了した。