大阪マラソン2023の様子

◇大阪マラソン2024（2月25日／大阪府庁前スタート・大阪城公園フィニッシュ） ジャパンマラソンチャンピオンシップ（JMC）シリーズGSで、パリ五輪代表選考会マラソングランドチャンピオンシップ（MGC）ファイナルチャレンジの大阪マラソン2024が今日（2月25日）行われる。 パリ五輪代表の小山直城 自己ベスト目指しつつ「タイムより順位を意識」大塚、土方も意気込み／大阪マラソン パリ五輪の男子マラソン代表はMGCで2人が決まり、あと1枠だけ。MGCファイナルチャレンジ対象大会として残るのは大阪と、3月の東京で、設定記録の2時間5分50秒をクリアした中で最速タイムの選手が最後の切符を手にできる。それに届く選手がいなければMGC3位の大迫傑（Nike）が2大会連続マラソン代表となる。 大阪には、MGCで優勝した小山直城（Honda）が出場。パリ五輪本番前、最後のフルマラソンとなりそうで、自己ベスト（2時間7分40秒）の更新と「勝負」にこだわるという。 前回からコースも変更されて折り返しが少なくなり、より記録が狙いやすくなった。 2時間6分26秒の自己記録を持つ土方英和（旭化成）や、東京五輪補欠の大塚祥平（九電工）、2時間6分45秒がベストの髙久龍（ヤクルト）、吉田祐也（GMOインターネットグループ）らが有力。そして、なんと言っても、東京五輪代表の中村匠吾（富士通）に注目。2大会連続五輪へ最後のチャンスに懸ける。 また、國學院大の平林清澄がマラソンデビューを迎える。初マラソン日本最高（2時間6分45秒）や日本人学生最高記録（2時間7分47秒）にどこまで迫るか。 パリ五輪を懸けた“大阪・冬の陣”。大阪マラソンは2月25日、大阪府庁前スタート・大阪城公園フィニッシュのコースで9時15分に号砲。9時からNHK総合テレビで中継される。