巨人・山口オーナー、優勝祝賀会で2年目・浅野翔吾の〝円陣芸〟を参加者に紹介
4年ぶりにセ・リーグ制覇した巨人の優勝祝賀会が11日、東京・千代田区のホテルニューオオタニで開催された。冒頭であいさつを行った山口寿一オーナー（67）は優勝争いが佳境となった9月に2年目の浅野翔吾外野手（19）が試合前円陣で行った声出しを印象深かった一幕に挙げた。 山口オーナーは「（今季）印象に残っているのは…」と切り出し、「マジックが点灯した次の日、浅野君が声出しの役目をして、真ん中でマジックペンを2本取り出して、マジックは水性じゃなくて油性でいこうと。少し前の敬老の日では、きょうは敬老の日です。おじいちゃん、おばあちゃんに感謝して今日は勝ちましょうといった後に、きょうは早く〝けえろう〟とやった」と参加者に説明。 最後は「申し上げたいのは、勝負は試合前の円陣、声出しから、既に始まっている。（春季キャンプから）長い期間の地道な積み重ねがあったからこそ」とまとめた。ホープの話題を例に4年ぶりのリーグ優勝を果たした阿部巨人の雰囲気の良さをうかがわせるエピソードを明かした。
