新社名は「変革の証し」、10月社名変更で活躍期待の5銘柄
10月1日から15社(東証14社、札証1社)が商号(社名)変更する。社名変更は新分野での成長を目指す意欲の表れといえる。その中から5社に注目。 日立造船(7004)はカナデビアに変更する。すでに日立グループから外れ、造船事業も売却した同社がようやく踏み切る。今後は主力のゴミ焼却施設をはじめ全固体電池の製造装置の開発などを積極化する。 フジ日本精糖(2114)はフジ日本へ。砂糖由来の食物繊維「イヌリン」を開発し機能性素材の販売好調。今後は機能性素材活用の新商品開発を推進。 一方、プラスチック部品製造のヤマト・インダストリー(7886)はヤマト モビリティ & Mfg.へ。2023年4月からEV事業部を発足させ、新たにEV事業中心の次世代モビリティー分野に参入すべく推進中だ。 さらにキッチンなど建築設備の通販のサンワカンパニー(3187)はミラタップへ。社名に「未来をタップする」という意味を込め顧客に寄り添うサービスを目指す。樹脂包装材大手の藤森工業(7917)は「究極の先端」を意味するZACROSに変更。医療バッグや細胞培養装置に注力する。 ※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。
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