チェ・ジウ「お久しぶりです」18年ぶり映画プロモ来日で変わらぬ美貌ほめられ「本当ですか(笑)」
映画『ニューノーマル』の初日舞台挨拶が16日、都内にて行われ、主演のチェ・ジウとチョン・ボムシク監督が登壇。チェ・ジウが映画では18年ぶりの来日プロモーションを喜んだ。 【写真】チェ・ジウ、観客向けの撮影でいろんなハートポーズのファンサービス 韓国ソウルを舞台に、身近な出会いの裏に潜む恐怖と絶望を描くスリラー。 映画のプロモーションでの来日は『連理の枝』以来18年ぶりというチェ・ジウ。「お久しぶりです」と日本語で挨拶しつつ「こんなに時間が経っているとは思いませんでした」と苦笑しつつ久しぶりの来日に笑顔。司会から変わらぬ美しさをたたえられ、会場からも賛同の拍手が起こると、日本語で「本当ですか?ありがとうございます(笑)」と照れ笑い。 本作で7年ぶりにスクリーン復帰を果たしたチェ・ジウ。笑うことのできない女性という役どころに「私にとっては新しい役どころで、最初、監督にも自信がないんですとお伝えしたんです」と明かしつつ、監督の前作『コンジアム』を見ていたと言い「あの作品を撮られた監督ですので100%信じて出演を決めました」。そんなチェ・ジウに監督も「演技力も美貌も必要で、誰が見ても予想を裏切るキャスティングだと思ってほしかった。ご本人も自分がこの役を予想できなかったとのことなので(笑)」と狙いが当たったと笑顔。 物語にちなみ「最近体験したゾッとするエピソード」を聞かれるとチェ・ジウは「最近、ニュースを見ると本当に信じられないような恐ろしい事件が起こっていたりするので、見聞きするのを避けたくなってしまうんですよね。私自身、そういう怖いことは経験したくないですし、皆さんにも経験してほしくないですね」と語ると、監督は「この映画に出てくるエピソードも、韓国で実際に起きた事件をもとにしていたりするんです。今はそのように安全ではない時代。これがニューノーマルなのかも」。 この日はSNSで寄せられた質問に2人が回答。チェ・ジウの女優として、人としての魅力を聞かれた監督は「すでに成熟した素晴らしい俳優でありながら今も新しい面を見せてくれる、どこまでも可能性のある俳優。人間としても、トップスターとしてのオーラもカリスマ性もありながら、現場や普段の日常ではとても気さくで優しい方。チェ・ジウさんが現場に来るとスタッフが自ら動いてくれるので、ときどき“今日はチェ・ジウさん来ないのかな”とぼやいてました(笑)」とスタッフからの人望の熱さを明かした。 日本のファンとの再会を喜んだチェ・ジウ。「これからはひんぱんにお会いできる機会を持てたら」と期待を寄せていた。