最高額は? 日本代表デビュー時の市場価値ランキング2位。4億デビューも大成せず? ライバルに負けた両SB
並外れたタレントのみがたどり着けるサッカー日本代表。彼らはデビューした時にどのように評価されていたのか。今回はデータサイト『transfermarkt』が算出したデータをもとに、歴代日本代表選手デビュー時の市場価値ランキングを紹介する。※金額が並んだ場合の順位はサイトに準拠。
2位:酒井高徳 生年月日:1991年3月14日 デビュー:2012年9月6日 デビュー時の市場価値:300万ユーロ(約4億2000万円) デビュー時の所属クラブ:シュトゥットガルト(ドイツ) ランキングの2位につけているのは、現在ヴィッセル神戸に所属している元日本代表サイドバックの酒井高徳だ。岡田武史体制下の2010年から日本代表に招集されていた酒井がデビューを果たしたのは、2012年9月6日のUAE代表戦であった。 強靭なフィジカルを持つ酒井は高い対人能力を誇り、スピードと豊富なスタミナも魅力としている。左右両サイドバックでプレー可能な器用さもあわせ持ち、2009年にアルビレックス新潟でプロキャリアをスタートさせてから右肩上がりに評価を高め続けた。 ブンデスリーガのシュトゥットガルトに期限付き移籍しても変わらぬ活躍を見せ、日本代表デビュー時の酒井の市場価値は300万ユーロ(約4億2000万円)まで上昇していた。この2012/13シーズンに市場価値はさらに上昇して自己最高金額となる400万ユーロ(約5億6000万円)を記録、酒井は充実のシーズンを送っていたと言える。 しかしその後、日本代表では長友佑都に内田篤人、酒井宏樹のバックアッパーとしての立ち位置で招集されることが多くなり、初招集から8年間の代表キャリアの中でFIFAワールドカップのピッチに立ったのは2018年大会のポーランド代表戦1試合であった。酒井はこの大会を最後に日本代表から退いている。
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