【NFL】2年前は最下位争いをしていた2チームが首位攻防戦
NFLの2023レギュラーシーズンは、日本時間24日から第12週に突入する。全米各地で16試合行われる中で最も注目したいのが、ヒューストン・テキサンズとジャクソンビル・ジャガーズのAFC南地区首位攻防戦だ。 【動画あり】【NFL】2024年スーパーボウルのハーフタイムショー出演者は誰? 報酬・歴代出演者一覧 テキサンズとジャガーズは、57回の歴史を誇すスーパーボウルに出場していない4チームのうちの2チーム。2年前までは地区最下位を争うドアマットチームだったが、いずれも新人QBの加入で変貌しつつある。今シーズンはここまで7勝3敗のジャガーズがAFC南地区1位、6勝4敗のテキサンズも同2位と首位争いを繰り広げている。 両チームの対決は、直近4試合でロードチームが4連勝中で、今週の一戦はテキサンズの本拠地NRGスタジアムで行われる。しかし、テキサンズはジャガーズ相手にここ最近11戦10勝と好相性。また、テキサンズは9連勝した2019年シーズン以来となる3連勝中と好調をキープしている。 1983年のドラフト以降で、209人のルーキーQBがレギュラーシーズンもしくはプレーオフに先発出場した。そのうち15人だけが、新人年にレギュラーシーズン4勝以上を挙げ、プレーオフに先発を果たした。2023年のドラフト全体2位指名で入団したテキサンズQBのC.J.ストラウドは、史上16人目の司令塔になることができるか。 ジャガーズのQBトレバー・ローレンスも安定した活躍を見せて好調なチームをけん引している。3年前のジャガーズはわずか1勝に終わり、そのおかげでローレンスを指名。そして、ローレンスが2年目の2022年には地区優勝してプレーオフに出場した。2021年のドラフト全体1位指名QBは、リーグの先輩としてルーキーのストラウドに貫禄を示し、首位の座をキープできるか。 他には、デトロイト・ライオンズとグリーンベイ・パッカーズの日本時間24日に行われるサンクスギビングマッチも注目したいカードだ。ライオンズは、8勝2敗のロケットスタートを切り、30シーズンぶりの地区優勝を狙える位置につけている。この調子でいけば、初のスーパーボウル出場も夢ではなくなる。