池松壮亮、永野芽郁、吉岡里帆、浜辺美波が、仲野太賀主演の2026年大河ドラマ「豊臣兄弟!」に出演「みんなで力を合わせて、すてきなドラマを作っていきたい」
10月2日、東京都内のNHKで2026年の大河ドラマ第65作「豊臣兄弟!」の出演者発表会見が行われ、既に発表済みの主演・仲野太賀のほか、新たに発表された池松壮亮、永野芽郁、吉岡里帆、浜辺美波が登壇した。 大河ドラマ「豊臣兄弟!」は、天下人・豊臣秀吉を支えた弟・豊臣秀長(仲野)を主人公に、戦国時代をダイナミックに描く夢と希望の下剋上サクセスストーリーだ。今回発表されたのは、豊臣秀吉(池松)、秀長の初恋の相手・直(なお/永野)、秀長の正妻・慶(ちか/吉岡)、秀吉の妻・寧々(ねね/浜辺)という、兄・秀吉と物語を華やかに彩る“豊臣兄弟の恋人たち”の4人。 豊臣秀吉役に決まった池松は、「仲野太賀とは10代の頃からの仲」とのことで、「太賀が主演に決まったことをニュースで知った時は、心からうれしかった」と語る一方で、出演のオファーを受けた際は「自分が秀吉を演じるとはまったく想像していなかったので、あまりに驚き、しばらく固まってしまった」と語り、衝撃の度合いがうかがえた。 とはいえ、「2007年の『風林火山』以来、約20年ぶりの大河ドラマ出演」とのことで、「何百年も語り継がれてきた豊臣家の歴史をどう、これからの時代に向けて、語り継ぐことができるのか。これからの時代に見合ったヒューマニズムを探しながら、そこを目指していけたら」と意気込みを見せた。 秀長の初恋の相手・直(なお)を演じる永野は、朝ドラ「半分、青い。」以来約7年ぶりのNHKドラマ出演ということで、「そわそわしている」と心境を吐露。その一方で、初恋の相手ということで「小一郎(秀長)が初恋できるように、魅力あふれる女性を演じられたら」とやる気十分。 秀長と生涯を共に歩む正妻・慶(ちか)を演じる吉岡は「初めての夫婦役が太賀くんだった」と打ち明けながらも、「仲の悪い夫婦で、決別の思いを持っている役だった」らしく、「今度こそ一緒に戦って、お互いに支え合い、夫婦っていいなと思えるような夫婦像を一緒に演じられたら」と期待を寄せた。 また、祖母から「大河ドラマに出ることはできないのか」と寂しそうに言われていたらしく、事前に「今日のニュースは絶対に見て」と伝えていたことを打ち明け、喜びを表した。 秀吉の妻・寧々(ねね)を演じる浜辺は、これが大河ドラマ初出演。そうそうたる女優たちが演じてきた役でもあることから、「今まで以上に緊張している」と語ったものの、制作統括以下スタッフの顔ぶれが朝ドラ「らんまん」で一緒だったこともあり、「温かい気持ち」と安どの様子。その上で、「そうそうたる皆さんとご一緒できる機会を逃したくないという思いでお受けさせていただきました」と出演が決まった時の心境を振り返った。 共演者の発表を受けて、主演の仲野は「大好きな俳優さんが集まってくださって、本当に背筋が伸びる思い。これだけすてきな俳優さんが集まってくださって、何の不安もなく、本当に撮影が楽しみで仕方ありません。みんなで力を合わせて、すてきなドラマを作っていきたい」と思いを新たにしていた。