ブラジルで小型機墜落、一家10人死亡
【AFP=時事】ブラジル南部リオグランデドスル州グラマドで22日朝、小型機が市街地に墜落し、乗っていた家族10人が死亡した。民間防衛当局が発表した。 【写真】ブラジル南部リオグランデドスル州グラマドの小型機の墜落現場 警察がAFPに明らかにしたところ、墜落したのはターボプロップ機「パイパーシャイアン400」。操縦していたのは実業家のルイス・クラウディオ・サルゲイロ・ガレアッジ氏で、乗客は全員、家族だった。 リオグランデドスル州の治安局によれば、同機はグラマド近くのカネラ市から離陸した直後に墜落し、煙突と住宅に衝突した後、家具店に落ちた。宿泊施設も被害を受けたという。 地上では少なくとも17人が負傷し、うち2人は重傷。加えて複数の人が煙を吸い込んで治療を受けた。事故原因は調査中。 グラマドは人気観光都市で、クリスマスシーズンには多くの観光客が訪れる。 ブラジルでは21日にも、41人が死亡する交通事故が発生した。【翻訳編集】 AFPBB News