スーパーGT第6戦の大クラッシュで負傷した山本尚貴、SNSで退院を報告。手術後の経過は良好
スポーツランドSUGOで行なわれたスーパーGT第6戦で負傷し、療養を続けていた山本尚貴が11月18日に自身のInstagramを更新し、退院したことを明らかにした。 2023 スーパーGT第8戦もてぎ:決勝ハイライト(GT500) 山本はSUGO戦のレース中盤、ホームストレート上でGT300クラスの車両と接触。外壁に衝突し、病院へと搬送された。その後精密検査を受けた山本は「外傷性環軸椎亜脱臼」及び「中心性脊髄損傷」と診断され、首にダメージを負っていることが発覚。スーパーGTとスーパーフォーミュラの今季残りレースを欠場して療養に専念することとなった。 そんな山本は10月末、手術を受けて無事成功したことをInstagramで報告。「術後の経過は順調のようですが、今はかなり痛みが強いです。ここからまた経過観察とリハビリの日々が続きますが、復帰に向けてまたこれでひとつ前進することが出来たのであと少し……頑張ります!」と投稿していた。 そして11月18日の投稿で山本は、経過良好なことから退院することができたと明らかにした。山本は病院でつけていたネームバンドと、子供たちからの「おかえりなさい」のメッセージが書かれた紙の写真を添えて、以下のように綴った。 「経過良好とのことで無事に昨日退院することができました」 「あのアクシデントの翌日から手首に丸2ヶ月巻いて一緒に過ごして来たこのネームバンドにハサミを入れてきました。入院中お世話になりました先生方、そして励ましてくださった皆さん、本当にありがとうございました」 「2ヶ月振りに帰宅した自宅では熱烈な歓迎を受けました。数日内にまた病院に戻ることがないように気を付けながら家族と過ごしたいと思います」
motorsport.com 日本版
【関連記事】
- ■2年続けてタイトル争った千代勝正&高星明誠に、もはや“NDDP”の名はそぐわない? 日産は来季体制を明言せずも「彼らは今や育成ドライバーではない」
- ■「タイヤの影響は計り知れなかった」「あのウエットが履けなくなるのは寂しい」GT500から去るミシュラン。“ユーザー”たちが語る思い出
- ■ホンダ・NSX-GT、“有終の美”はならず。得意とするオートポリス、もてぎでの敗戦に「伸びしろが残っていなかったのかもしれない」
- ■ダニール・クビアト、スーパーフォーミュラ参戦への関心を認める。12月のテスト参加に向けて「どのチームからの提案も歓迎したい」
- ■佐藤蓮、“就活”で久々にスーパーGTのパドックに。スーパーフォーミュラは“悔いのないシーズン”と総括……来季は「GTの舞台に戻れたら」