「未練はないけどちょっと泣いた」AKB48加入もコロナ禍で一状況が変した福留光帆「あんなにアイドルに憧れていたのに…」卒業時の心境明かす
■2年7か月で卒業「未練はないけどちょっと泣いた」理由は ── 2022年7月28日に、加入して2年7か月でグループを卒業されています。なぜそのタイミングで卒業を決めたのですか? 福留さん:コロナ禍が明けたときには、もう18歳になっていたんです。ほかの若いメンバーと比べたら、アイドルとしてこれから頑張るには18歳はもう若くはないと感じていました。 ── ご両親はどのような反応でしたか? 福留さん:けっこうすぐに納得してくれましたね。「辞めてからどうするの? 」という心配はされましたが、グループに加入したいと思ったのも自分だし、辞めるのも自分で決めたならいいんじゃないという感じでした。
── 未練はなかったですか? 福留さん:「卒業するなんて言わなければおけばよかったな」みたいな後悔はなかったですね。でも、劇場デビューした次の日に卒業を発表したのですが、公演が終わった後に、ファンの方から「劇場公演デビューおめでとう」という手紙をいただいたときにちょっと泣きました。「これからもっと本格的に活動していく姿を見るのが楽しみ」というような内容だったので。卒業は決めていたので気持ちは揺らがなかったけれど、そのときだけは「もっとグループで頑張る未来もあったのかな」と考えました。
PROFILE 福留光帆さん ふくとめ・みつほ。2003年10月22日生まれ。兵庫県出身。AKB48の元メンバーで、現在はソロのタレントとして活躍。バラエティ番組に出演のほか、ボートレース関連の番組にも多数出演中。 取材・文/池守りぜね 写真提供/福留光帆
池守 りぜね