「Mclaren Senna(マクラーレン セナ)」のDNAを有する「Mclaren 750S(マクラーレン 750S)」を エストリルでテストする
室内では、インフォテインメントシステムが刷新され、インストルメントパネルの外側にはアルトゥーラでおなじみのバットコントロールが装備される。あらかじめ設定したハンドリング、空力、パワートレイン、トランスミッションの特性をボタンひとつで呼び出すことが可能な「マクラーレン・コントロール・ローンチャー(MCL)」が装備された。ローンチコントロールとフロントアクスルリフトのスイッチがより直感的な位置に配置されている。
シフトパドルはステアリングの舵角でも操作できる
アルミニウム製のシフトパドルは、実際のパドルであることに変わりはなく、両端を引っ張ることで実際の機能を作動させるだけでなく、押すことでその逆の動作をさせることもできる。また、パドルは回転するので、ステアリングを切った状態でも操作できる。
そしてステアリングの話題:適度な太さ、グリップが良く、ボタンがない。マクラーレンの新型「750S」は、誰もが手に入れられる完璧なスーパースポーツカーなのだ。
結論
これほどの感動を呼び起こすポルシェは世界に存在しない。マクラーレンは、そのクルマに紛れもない個性を与えることに成功しているが、新型「750S」では細部に至るまで多くの顕著な改良が施され、それが極限まで高められている。
Alexander Bernt