秋篠宮ご夫妻「国際親善の一翼担えたら」 トルコ訪問前記者会見
秋篠宮ご夫妻は25日、トルコ訪問(12月3~8日)を前に東京・元赤坂の赤坂東邸で記者会見された。トルコとは今年が外交関係樹立100周年の節目で、友好関係が長く続いている。古代オリエント史の研究で知られた故三笠宮さまが長年にわたり遺跡発掘を支援した経緯から皇室とのゆかりも深い。秋篠宮さまは「国際親善の一翼を担えるのであれば、大変うれしい」と話し、紀子さまも「これまで両国の交流に尽くしてきた方々の思いを心に留めたい」と抱負を述べた。 成年皇族として国際親善を担っていく悠仁さまへの期待を問われると、秋篠宮さまは「海外で学びを深めてくれたらうれしい」と述べ、将来的な留学を勧めていると明かした。紀子さまも「遠く海の向こう側から日本を見て考える、学んでいく機会もあっていい」と述べた。ご夫妻によると、悠仁さま自身も留学の必要性を感じているという。 令和に入り、ご夫妻の外国訪問はトルコで4回目。首都アンカラやイスタンブールに滞在し、大統領との面会や100周年記念式典への出席が予定されている。【山田奈緒】