小学校職員が「不審なバッグ」を持った少年に声をかけると、逃走。銃を所持していたことが判明 米
米ウィスコンシン州ケノーシャの小学校で、銃乱射事件を起こそうとした疑いで、13歳の少年が逮捕、起訴された。事件を未然に防いだ学校職員の行動に、称賛が集まっている。 【実際の映像】不審なバッグを持っていた少年
地元警察によると、近くの中学校に通う少年は11月7日朝、ルーズベルト小学校の敷地内に入り込んだ。少年は「不審なバッグ」を持っていたという。 少年は小学校の入り口にたどり着いたものの、不審に思った学校職員が少年に話しかけた。職員が問い詰めると、少年は逃走したという。バッグの中には、ライフル銃が入っていた。
少年は小学校の近くにいるところを見つかり、逮捕された。 地元メディアによると、少年は数週間前から、インターネットで銃乱射事件に関する情報を検索していたことが判明。事件の少し前には、容疑者とみられる少年が室内で銃のようなものを使用する動画を撮影していた。 この事件による負傷者はおらず、この日の授業も、校舎のすべての扉を施錠した状態で、通常通り行われたという。 警察はその後、続報を発表。少年の家を家宅捜査したところ、おもちゃの銃が数本見つかった。しかし本物の銃は見つからなかったという。 SNSでは、事件を未然に防いだ学校職員に対して「ありがとう」「ヒーローだと思う」「迅速に行動してくれてよかった。もし事件が起きたら…と考えるだけで恐ろしい」など称賛が集まっている。
BuzzFeed Japan