一軍昇格を目指すカープのドラ1右腕・常廣羽也斗。新たに取り組む『フォーム改善』
日々一軍を目指し汗を流すカープの若鯉選手たち。2023年ドラフト1位で入団し、即戦力右腕として期待のかかる常廣羽也斗は今、初の一軍昇格を目指し試行錯誤の日々を送っている。大学日本代表も経験した期待のルーキーが、プロの世界で向き合う自己の課題とは。 【写真】史上90人目のノーヒットノーランを達成した大瀬良大地 青山学院大時代に自己最速153km/hをマークし、2球団競合の末に2023年ドラフト1位でカープに入団。プロ1年目の今シーズン、キャンプから出遅れたものの徐々に二軍登板を増やしつつある。 二軍でのプロ初登板となった5月7日のウ・リーグ阪神戦では、3回を投げて5奪三振。自身の今の課題は「ストレート」と挙げ、「球速が安定しない試合が続いているので、いかに練習から安定した球を投げ続けることができるかを考えて取り組んでいます」と語る。 現在は一軍初登板に向け、フォーム改善を目的に練習している。「今年の目標は一軍で投げて勝つこと。そのためには、まずは二軍で結果を出したい」と決意を口にした。期待の即戦力右腕が、一軍の舞台で羽ばたく日を楽しみに待ちたい。
広島アスリートマガジン編集部