『ドラえもん』はアメリカでも人気を得られるか? 今夏から「米国版」放送開始
気になるドラえもん役の声優は?
日本では、かつて大山のぶ代さんが声優を務めたドラえもんの声が印象的だった。今回の作品では『千と千尋の神隠し』や『崖の上のポニョ』などにも参加したベテラン声優である、モナ・マーシャルさんがドラえもんの声を担当する。モナさんは「アメリカ中の子どもたちがドラえもんに夢中になりますように」と気合い十分。英語版プロデューサーのエリック・P・シャーマンさんも「日本の宝ともいうべき『ドラえもん』を私たちに預けてくださり、日本の皆様に感謝しています。ドラえもんのデビューは忘れられない出来事になるでしょう」と語っている。 ちょっと気になるのは「しずかちゃんの入浴シーン」だが、「アメリカの文化や社会基準を考慮して制作しているので、まだ何か言える段階ではない」(テレビ朝日広報部)とのことだ。一方で、ジャイアンの口癖でもある「オレのものはオレのもの。お前のものはオレのもの」という名台詞は、「What’s mine is mine. What’s yours is mine.」と訳されてアメリカ版にも登場する。この台詞、もしかするとアメリカでも流行するのではないだろうか。 はたして、アメリカでも『ドラえもん』は人気キャラクターになれるのか。英語の勉強にもなりそうだし、日本でもぜひ見てみたい。 (寄本好則/三軒茶屋ファクトリー)