94歳の母親に噛みつく 母親はその後死亡 71歳の息子を傷害容疑で逮捕 警察が傷害致死や殺人の疑いも視野に捜査
母親の身体に噛みつくなどしてケガをさせた傷害の疑いで、71歳の息子が逮捕されました。母親は事件後に死亡していて、警察は、事件との関連を捜査する方針です。 警察によりますと、逮捕されたのは、松山市西石井の無職・髙橋明孝容疑者(71)で、26日午後1時ごろから午後8時ごろまでの間に、愛媛県余戸中にある94歳の母親の家で、母親に噛みつくなどの暴行を加え、顔などにケガをさせた疑いが持たれています。 26日夜8時半ごろ「90代の女性が顔から出血し意識と呼吸がない」という消防からの連絡を受け、駆け付けた警察が現場にいた髙橋容疑者の身柄を確保し、その後、傷害の疑いで逮捕しました。 髙橋容疑者は容疑を認めているということで、警察が犯行の動機などを調べています。 一方、母親は搬送先で死亡が確認されていて、警察は遺体を司法解剖して、傷害致死や殺人の疑いも視野に、事件との関連を捜査する方針です。