ジョージ王子の進学先をめぐって各校が競争?候補となる学校の高額な授業料とは
アウンドル校、イートン校、それともマールボロ校?
その1週間前には、ウィリアム皇太子夫妻がノーサンプトンシャーにあるアウンドル校を訪れたと言われている。2023年10月、キャサリン皇太子妃は母校のマールボロ校も訪れている。同校はピッパ・ミドルトンと夫のジェームズ・マシューズ、そしてユージェニー王女や俳優のジャック・ホワイトホールも学んだ寄宿学校だ。「ピープル」誌によると、皇太子夫妻は、ウィリアム皇太子とハリー王子が通った有名な男子校であるイートン校も検討しているという。 ウィンザーにあるウィリアム皇太子夫妻の自宅アデレード・コテージに近いという好立地もある。2023年6月には、ジョージ王子が両親とともにイートン校を訪れる姿が目撃されている。「ピープル」誌によると、イートン校を選択した場合、2024年6月30日までに登録を行う必要がある。また、入学金として500ドル(約75,000円)、そして長男の入学時には1学期ごとに2万ドル(約300万円)を支払わなければならない。 この学校は13歳から18歳までの生徒を受け入れており、エディ・レッドメイン、トム・ヒドルストン、ジョージ・オーウェルも生徒だった。学校のウェブサイトによれば、「最高の大学」を目指す生徒たちに「必要な資格」を与えることを目標としている。この学校では28科目を学ぶことができ、その中には10種類の現代語と古典語が含まれている。初年度には、ラテン語、日本語、フランス語、音楽、演劇などを学ぶ。 マールボロ校に関しては、若い後継者を入学させるために1学期あたりの学費15,665ポンド(約297万円)、入学金として約300ポンド(約57,000円)を支払う必要がある。ロンドンから2時間のところにあるこの学校は、クリケット、スカッシュ、ゴルフ、水球など幅広いスポーツを学べる。また、美術、音楽、演劇も学ぶことができる。新入生は、カヤックやクライミングなどのアクティビティを通じて自然の中で冒険に参加する機会も用意されている。非常に包括的なプログラムだ。
text: Chloé Friedmann (madame.lefigaro.fr)