ジョージ王子の進学先をめぐって各校が競争?候補となる学校の高額な授業料とは
ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃夫妻が、長男の転校先を探すため、オックスフォードの大学を訪れたと19日付の『デイリー・メール』紙が報じた。 【写真】ジョージ王子が10歳に! 写真で振り返る成長の歩み イートン校かマールボロ校か? イングランドでは寄宿学校の争いが繰り広げられている。皆、内心では将来的に10歳のジョージ王子を歓迎できることを密かに待ち望んでいる。しかし、これらの学校はこの厳しい競争を勝ち抜くために厳しい戦いを強いられるだろう。オックスフォードのセントエドワーズスクールもこの競争に参戦している。同校は男女共学のパブリックスクールだ。:ちなみに、イングランドとウェールズでは、「パブリック」という言葉は、出身地や宗教宗派、親の職業に関係なく、すべての生徒に開かれている有料の私立学校の一種を指す。2月19日(月)、『デイリー・メール』紙は、ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃が最近、"テディ"の愛称で親しまれているこの寄宿学校を訪れたことを明らかにした。「夫妻は見学に来たのです」と匿名の情報筋はコラムニストのステファニー・タクイに語った。 入学する場合、年間47,000ポンド(約890万円)の学費がかかる。1863年に創立された同校の卒業生には、フローレンス・ピューとローレンス・オリヴィエというふたりの俳優がいる。校長はウェブサイトで、セントエドワーズスクールの「インクルージョンの精神」を強調している。「全ての生徒が参加し、自らが輝ける機会を持つべきです。子どもたちの幸せそして、自分たちを幸せにしてくれるのは何かを認識する能力は、何よりも重要なのです」と校長のアラステア・チャーンサイドは述べている。
メンタルヘルス対策に尽力
40ヘクタールの広大な敷地には、ゴルフコースとボートハウスがある。セントエドワーズスクールは、持続可能な開発、スポーツ科学、世界文学、演劇、ゴルフ、またはセーリングの授業も行っている。また忘れてはならないのが、同校は特にオックスフォードシャー・ユース・アソシエーションを支援することで、若者のメンタルヘルス向上に取り組んでいること。これはウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃にとっても身近な活動である。しかし今のところ、ウィリアム皇太子夫妻は息子をどの学校に通わせるか正式には決めていない。