あなたはいくつ知っている?紙幣や硬貨に施された偽札・偽貨幣対策を解説!
500円硬貨の偽造防止技術とは
2021年発行スタートの500円硬貨に用いられた偽造防止技術もみていきましょう。 ・バイカラー・クラッド 500円硬貨は、2種類の金属板を重ねた円板を、さらに別の金属のリングにはめ合わせて作られています。 ・異形斜めギザ 500円硬貨の側面には、箇所により異なる形状のギザが刻まれています。大量生産される硬貨に採用されたのは、世界で初めてです。 ・微細文字 500円硬貨の縁には「JAPAN」や「500YEN」の文字が小さく刻まれています。 ・潜像 角度によって「JAPAN」や「500YEN」の文字が浮かび上がる加工が「潜像」です。旧500円硬貨よりも、さらに高度な技術が用いられています。
紙幣や貨幣に施された偽造防止技術を確認してみよう
日本の紙幣や硬貨には、さまざまな偽造防止技術が施されており、それらが発行されるたびに進化もしています。その成果か、発見される偽造紙幣や硬貨は年々、減少傾向にあります。紙幣や硬貨に施された数々の偽造防止加工は、個人でも確認可能です。手持ちの1万円紙幣や500円硬貨をじっくりと見てみると、日本の高い技術と通貨への信頼性が感じられるでしょう。 出典 警察庁 偽造通貨の発見枚数 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部